「光リモコン解読器 AO-3000コントロールパネル」ユーザーズガイド
「AO-3000 光リモコン解読器 コントロールパネル」はAO-3000 光リモコン解読器の操作と得られたデータを表示するためのソフトウェアです。
[ 目次 ]
1.AO-3000 光リモコン解読器コントロールパネルの機能
2.ご使用に際してのお願い
3.コントロールパネルの各部の機能(1)通信
(2)表示
(3)データ形式
(4)メニューコマンド
(5)アイコンコマンド
4.光リモコン解読器AO-3000 に関するお問い合わせ
1.AO-3000 光リモコン解読器コントロールパネルの機能 [戻る]
(1) AO-3000本体とUSBケーブルで接続し通信の設定を行います。
(2) データ形式、5通りの選択を行います。
(3) AO-3000が解読したリモコン信号をそれぞれのデータ形式で表示します。
(4) 行番号やタイムスタンプの付加を制御します。
(5) パネルに表示しているデータはそのままエディタ機能で編集し、ファイルに保存可能です。
(6) プレビュー画面を使ってページを指定し印刷可能です。
(1) 赤外光のリモコン信号を受信するため、通常光の影響を受けることがあります。特に、データ形式 が[解析/計測]のときは蛍光灯や日光の影響を受けやすく、収集するデータが不安定になることがあります。 このようなときはリモコンユニットとAO-3000との間で、外光の影響を受けないようにご配慮ください。
(2)AO-3000のリモコン受光有効範囲は6mですが、データ形式 が[解析/計測]のときは、リモコンユニットとAO-3000の間を20cm以下にして、ご使用下さい。
(3) AO-3000を他のアプリケーションソフトウェアで使用されるときは、AO-3000取扱説明書に制御コマンドを公開していますので、ご使用ください。
@ [通信中/通信断]ランプ
AO-3000と通信が正常に行われている時、[通信中]になり、緑色に変化します。
A 通信ポートの選択
接続したUSBポートに対応するCOMポートを選択します。
マイコンピュータ/コントロールパネル/システムのハードウェアタブを選択し、デバイスマネージャのポート(COMとLPT)で Prolific USB-to-Serial Comm Port(COMx)と表示されているCOM番号を指定します。
B[接続中/接続]ボタン
このボタンをクリックして選択した通信ポートをオープンします。
正常にオープンされるとボタンが緑色に変化します。
@行番号を付加する
解読データに、リモコン信号を受信した回数や、一度に受信したリモコン信号の数を付加します。
Aタイムスタンプを付加する
解読データに、hh:mm:ss.MMM(時:分:秒.ミリ秒)のタイムスタンプを付加します。
B[行番号リセット]ボタン
データに付加されるライン番号を0リセット(001-001)します。
@[ビットストリーム]ボタン
解読データを0、1で表現しそのまま表示します。
A[ヘキサ (LSB-1st)]ボタン
解読データを4ビット単位に区切り、各先頭を下位ビット(LSB)として読み替えたヘキサ値で表示します。
B[ヘキサ (MSB-1st)]ボタン
解読データを4ビット単位に区切り、各先頭を上位ビット(MSB)として読み替えたヘキサ値で表示します。
C[ビット & ヘキサ]ボタン
解読データを、ビットストリーム、ヘキサ (LSB-1st)、ヘキサ (MSB-1st)の形式で並べて表示します。
D[解析/計測]ボタン
光リモコン信号の各要素を解析、計測しその結果データを表示します。
解析、計測データの内容は次ぎの通りです。
(※リモコンユニットとAO-3000の間を20cm以下にして、ご使用下さい)
Line / Time : ライン番号とタイムスタンプ
S/B Carrier : スターター、ビットマーカーキャリアクロックのカウント値
S/B Blank : スターター、ビットマーカーのブランク期間のキャリアカウント値
Bit Stream : スターターの有無とビットストリームデータ
LSB-1st Hex : スターターの有無とLSB-1stヘキサデータ
MSB-1st Hex : スターターの有無とMSB-1stヘキサデータ
Valid Bits : 有効ビット数
Carrier Prd. : キャリア周期値
Carrier Freq. : キャリア週波数値
Length Time : リモコン信号の始端から終端までの時間
Interval Time : 直前のリモコン信号の終端から次のリモコン信号の始端までの時間
Cycle Time : 直前のリモコン信号の始端から次のリモコン信号の始端までの時間
「1」ファイル
@名前を付けて保存
現在表示の内容に名前を付けて、テキスト形式で保存します。
A印刷用ヘッダーの設定
印刷時の行頭につけるヘッダーを設定します。
B印刷(プレビュー)
印刷時の用紙方向や印刷するページを指定します。 [印刷]ボタン押しで、現在表示しているページのみを印刷します。
印刷プレビュー画面の上で、マウスを左クリックすると表示が拡大し、右クリックすると元に戻ります。
C終了
プログラムを終了します。
「2」編集
@切り取り
選択した部分を「切り取り」、クリップボードにコピーします。
Aコピー
選択した部分をクリップボードに「コピー」します。
B貼り付け
クリップボードの内容を現在のカーソルの位置に「貼り付け」ます。
C検索
画面に表示しているデータから、特定の語句を検索します。
D全て選択
画面の表示内容をすべて選択します。
E画面内容の消去
画面の表示内容をすべて消去します。
「3」データ形式
@ビットストリーム
解読データを0、1で表現しそのまま表示します。
Aヘキサ (LSB-1st)
解読データを4ビット単位に区切り、各先頭を下位ビット(LSB)として読み替えたヘキサ値で表示します。
Bヘキサ (MSB-1st)
解読データを4ビット単位に区切り、各先頭を上位ビット(MSB)として読み替えたヘキサ値で表示します。
Cビット & ヘキサ
ビットストリーム、ヘキサ (LSB-1st)、ヘキサ (MSB-1st)の形式で並べて表示します。
D解析/計測
光リモコン信号の各要素を解析、計測しその結果データを表示します。
「4」設定
@フォントの設定
表示画面のフォントや文字のサイズを指定します。 印刷フォントはここで設定したフォントです。
A行の表示をウィンドウに合わせる
解読したデータの表示を、ソフトウェア画面のウィンドウ幅に合わせるか、合わせないか、を指定します。
「5」ヘルプ
@ユーザーズガイド
このユーザーズガイドを表示します。
A取扱説明書PDF
光リモコン解読器「AO-3000」の取扱説明書を表示します。
Bバージョン情報
ソフトウェアのバージョン情報を表示します。
@ A B C D E F
@印刷(プレビュー)
A切り取り
Bコピー
C貼付
D検索
Eすべて選択
F画面内容の消去
※それぞれの機能は、「4」メニューコマンド参照
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